テーマ:「子どもの生活習慣とその問題点」
東京女子医科大学名誉教授 村田光範先生
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| ●現代の子どもたちの生活習慣は乱れている! |
小・中学生の時期は、生活習慣、特に食習慣が完成する時期といわれています。ところが、最近の子どもの生活習慣や健康状態を平成14年度の日本学校保健会による児童生徒の健康状態サーベランス事業報告書からみてみると、小学生の2〜5%、中学生の8〜9%程度が朝ごはんを食べていません。そして、その食べない理由として「起きるのが遅くて、食べる時間がない」、あるいは「食欲がない」といっています。夜型生活習慣のために朝ごはんを食べていないのです。 |
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また、「日中眠い」といっているのが小学生で30〜40%、中学生では50〜70%もいるのです。 |
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さらに、食事が欧米型になり、動物性たんぱく質・脂肪といったものをたくさん食べるようになってきました。また、3間(サンマ)がないといって、「仲間がいない」、「時間がない」、「遊ぶ場所(空間)がない」ということから、身体を動かす時間が少なくなっているのです。これらのことが今の子どもの問題だと思います。 |
●コレステロールが高く肥満者が多い子どもたち! |
子どもの頃からの乱れた生活習慣によるひずみが、肥満、高血圧、あるいはコレステロールが高くなる、高脂血症といったものが子どものときから増えているわけです。例えば高脂血症といわれる総コレステロール200mg/dl以上といった基準を設けると、女子の中・高校生では5人に1人いる状態になっているのです。 |
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また、肥満も学齢期の子どもですと10人に1人が肥満しているというような状態になっています。 |
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●望ましい食生活とは? |
まず、朝昼夕、3食をきちんと食べることです。それから、主食、主菜、副菜の揃った食事を心がけましょう。そのためには、ごはんを中心にした食事にすると、いろいろなおかずを組み合わせて食べることができ、自然に栄養バランスの揃った食事になるのです。 |